【ウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館・攻略】札幌から効率よくお得に1日楽しむ方法。

国内一人旅

博物館2階エリアから望むポロト湖。自然豊かな素晴らしい場所です。

札幌からこんにちは!旅するライターKunyです。

今回の旅は、北海道・札幌から白老町にあるウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館へ。

大自然の大きな敷地でアイヌ文化に身をおく一日は、日本でもなく、北海道でもない、異国情緒溢れるアイヌ村にやってきたという感覚です。

この場所を存分に楽しむには、事前に把握しておくこと。

今回は、大人旅行の完全攻略法を記事にしてみました。

ウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館とは?

アイヌ文化の復興と発展のためにつくられた施設です。

北海道の先住民のアイヌ民族の固有の文化がアイヌ文化。

日本語とは異なるアイヌ語や、宗教観、装飾など多彩な魅力があります。

ファミリー向け、お子様向けプログラムもありますが、民俗学に興味のある大人が一番楽しめるアイヌ文化のテーマパーク的存在。

芸術的で、プログラム内容は非常に学術的で奥深く、ポロト湖と一体化した美しい施設です。

訪問のベストシーズン

春~夏にかけて。

週末、夏期など営業時間が長い時期。

札幌よりも気温が低めです。

気候的に、快適に広い敷地内で動き回ることを考えると、真冬以外がおすすめ。

私は関西在住ですが、6月に訪れて体感的には4月下旬の服装が適していました。

また、営業時間が長い日の方が存分にプログラムを楽しめます。

北海道のどのエリア?

北海道の中南部、白老町に所在します。

新千歳空港を拠点にすると、札幌と真反対の方角。

苫小牧と登別の間に位置しています。

宿泊エリアは?

白老町には星野リゾート・界ポロト等の温泉を楽しめるいくつかの宿泊施設があります。

このエリアでの宿泊施設の選択肢は少な目です。

宿泊施設の選択肢を広げるなら、札幌で宿泊を。

特急利用・約1時間強で白老町へ行くことができます。

また、登別も札幌より白老駅へは、近距離で白老町より宿の選択肢があります。

札幌駅⇔白老駅への交通費は格安料金でお得に!

札幌駅から白老駅の片道乗車券の料金は2,100円。往復で4,200円。

プラス特急料金が必要です。

特急は便数の多い「北斗」に乗車すると、片道特急料金(自由席)1,150円。

往復で乗車券+特急券(自由席)で合計6,500円。

指定席を購入すると7,000円越え!

緑の窓口で切符を購入することをお勧めします。

駅員さんが、その時のベストなお得な方法を提案してくださいました。

往復乗車券割引で3,300円。

特急は「すずらん」利用で片道特急料金340円

往復で乗車券+特急券(自由席)で合計3,980円。かなりお得!

*料金は2022年6月のものです。随時窓口でご確認ください。

施設を楽しむ所要時間は?

大人であれば、様々なプログラムに参加し、博物館をじっくり見学するなら7~8時間あると良いです。

多彩なプログラムを楽しもう

攻略ポイント

  1. タイムスケジュールをWebサイトで事前にチェック
  2. 9時頃到着がベスト
  3. 到着したら予約制プログラム申し込み
  4. 大まかに3つのエリアを把握する(西エリア:体験交流ホール体験学習館博物館エリア、東エリア:工房伝統的コタン)

各エリア

西エリア:体験交流ホール
博物館エリアの博物館

東エリアの伝統的コタン広場付近のチセ(アイヌ住居)

私の実際のプラン

時刻行動
10:00到着・プログラムの時間割パンフレットを入口でもらう
・10:30公演開始の伝統芸能の座席整理券受け取り
・調理体験「ポントキッチン」申し込み。何と無料です!
10:30体験交流ホール・伝統芸能「シノッ」鑑賞
11:00体験交流ホール付近・ドームスクリーン映像・カムイアイズで鑑賞
11:30伝統的コタン・口承文芸実演 鑑賞
12:00エントランス棟・ランチ(ハルランナ)
13:00博物館エリア・博物館展示室入場(予約時刻)
13:15博物館エリア・シアタープログラム「アイヌの歴史と文化」鑑賞
13:40 博物館エリア・博物館展示室再入場
15:00体験学習館・軽食料理体験参加
15:50博物館エリア/エントランス棟・お土産購入
16:15博物館エリア・シアタープログラム 「世界が注目したアイヌの技」鑑賞
16:50 駅へ向かう(17:11発特急に合わせて行動)

チセ内のいろりを囲って、口承文芸実演鑑賞。この日は、神様(カムイ)と人間のハーフの神話。
体験学習館でのアイヌ軽食料理体験参加。シト(餅)を作りました。
博物館の展示物。イヨマンテの儀式に使う道具やお供物

まだまだできること

  • 隙間時間にものづくり見学。
  • 9:00に到着だと、9:30の短編上映「カムイユカラ」の鑑賞が出来る。
  • 博物館は予約時間後の再入場可。早い時間に予約して隙間時間で何度も展示室へ行くことが出来る。
  • 20:00までの営業時間だと、19:00のプロジェクションマッピングショー鑑賞が出来る。夕方に短編上映「カムイユカラ」の鑑賞が出来る。

反省点

13:00の丸木舟実演・解説(10分)を鑑賞したかった。13:00-14:00枠で博物館入場予約をしていたのと、13:15のシアター鑑賞を予定していたので諦めたが、丸木舟実演・解説に参加してからでも、間に合う距離とシアターの空席状況だった。博物館も再入場可なら入場を急ぐ必要なし。行動して初めてわかった点だったので、いつの日かリベンジ!

*プログラム、タイムテーブルは2022年4月~10月のグリーンシーズンのものです。

最新情報はウェブサイトでご確認ください。

入場には予約必須

ホームページのバナーからWebketに登録し、ウポポイ入場日予約と博物館入館整理券を選択します。

ウポポイ一日券を選択するとキャンセル料金が15%かかりますが、入場日予約の場合はキャンセル料金なし!当日支払いでOK。

博物館は60分の予約時間ですが、一度予約していれば再入場可能。

プログラムのタイムテーブルを参考に時間を選びましょう。

食事休憩

一度敷地内を出て(再入場可)、エントランス棟に併設されたレストランやフードコートでお食事を。

アイヌ料理をベースにしたフードコートやレストランまで幅広く選べます。

おすすめは?

オレンジ色のソースがかかったラム肉のすねがとても美味しかったです。

アイヌ創作料理レストランの「焚火ダイニング・カフェ ハルランナ」がおすすめです。

お料理が美しくおいしいです。

インスタにもぴったりな映え料理。

ラム肉を選びましたが、臭みなく、すね肉は柔らかいホロホロ食感で幸せな気分になれました。

1回の訪問だけでは物足りない

1日施設内で過ごしましたが、まだまだ参加したいプログラムがあります。

2日間でわかる・知れる施設と思いました。

6月の平日に訪問した為、週末と夏休みの夜プログラムは体験しておらず、再訪を望んでいます。

大人入場料金は1,200円。

年間パスポートなら、たったの2,000円!

ウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館が目的の北海道旅行なら年間パスポート購入で2回訪問が大正解。

*入場料は2022年6月のものです。最新情報はウェブサイトでご確認ください。

施設情報

施設名:ウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館

住所:北海道白老郡白老町若草町2丁目3

電話番号:記載なし。問い合わせはウェブページの問い合わせフォームにて

閉園・閉館日:月曜日

最新情報とお問い合わせはWebページをチェックウポポイ民族共生象徴空間 国立アイヌ民族博物館

最後に

今回の旅は、ウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館へは、1日しか時間がとれないので、事前にきちんと下調べしました。

効率良くプログラムに参加するために、交通、プログラム内容やスケジュールを調べて予定を計画するのが大変でした。

この記事では1日の行動のイメージが難しく、調べることが大変だった点をまとめてみました。

皆様のウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館訪問の全体の把握と完全攻略法として参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き、有り難うございました。

Have a nice trip!

Kuny

💛Twitter→@ubadhealing

💛instagram→ @kuny_stone

コメント

  1. ADM より:

    ウポポイ民族共生象徴空間・国立アイヌ民族博物館は、出張で何度か見かけたことがありました。いつも車で素通りだったので気にはなっていたのですが、ブログで雰囲気が伝わりました。また出張があるので実際立ち寄ってみたいと思います。

    • kuny より:

      コメントありがとうございます。
      出張でその辺りまで行かれることがあるんですね、また再訪したい私にとっては羨ましいです。
      デザイン性もあり、現代の感覚でアイヌを感じられる素敵な場所なのでお勧めです。

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